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種類
インジケーター
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公開

MTF Liquidity Stack (Zeiierman)

上位足とセッションの未消化の高値・安値を、重なりごと一枚で見るインジケーター

4.1 / 5.0 総合評価

  • 充足性 4.4
  • 独自性 4.2
  • 可読性 4.5
  • 適応性 4.4
  • 信頼性 3.5

難易度 中級

No.VOW-000060

評価について 上位足・セッション・前日の高値安値という流動性の候補を、1つの地図にまとめて読み取るための分析・可視化型のインジケーターです。線もタグも控えめで常時表示しても邪魔にならない可読性が最も高く、同じ価格の根拠をタグでまとめる見せ方と調整の幅も評価しました。一方、リアルタイムでは上位足の確定前に線が出て再読み込みで消える挙動が説明されておらず、信頼性は低めです。また、セッションの線は抜かれるまで残るとされていますが、実際には日付が変わった時点で外れるため、説明との食い違いとして総合点から0.1を差し引いています。
難易度解説 線とタグの見た目はシンプルで、赤・緑・灰色の意味はすぐに覚えられます。ただ、上位足の線が確定まで出ないこと、セッションの線が日付で消えること、Autoで時間足ごとに上位足が入れ替わること、UTC設定で日付の区切りが変わることなど、仕組みを知らないと見え方に戸惑う点がいくつかあります。スイープ後の判断も自分で行う必要があるため、流動性やスイングの考え方に慣れた中級者向けとしました。

総合評価 4.1/ 5.0

評価基準について

  • 充足性 4.4 上位足・セッション・前日の高値安値を同じルールでまとめ、流動性の地図という目的をほぼ果たしています。重なりと消化の状態も一目で追えます。
  • 独自性 4.2 4種類の根拠を同じ価格で1本にまとめ、タグで重なりを示す見せ方に工夫があります。線の起点を実際の足に置く点も丁寧です。
  • 可読性 4.5 線とタグが細く小さく、常時表示しても邪魔になりません。セッション色が高値・安値の色と重なる点は、色の変更で解消できます。
  • 適応性 4.4 5つの時間足、Auto、残す本数、セッションの時間帯、UTC、色まで調整でき、5分足から日足まで合わせ込めます。
  • 信頼性 3.5 確定した足の表示は安定していますが、リアルタイムで上位足の確定前に線が出て再読み込みで消える挙動は説明されていません。
リペイント
あり
  1. 形成中変わる
  2. 確定後変わる
  3. 過去変わる
リアルタイムでは形成中の上位足をもとに線が早めに出ることがあり、その線はチャートを読み込み直すと消える場合があります。
向いている時間足
  • 短期15分以下
  • 中期30分〜4時間
  • 長期日足以上
検証 BTCUSDT(5m、15m、30m、1H、4H、1D、1W)
アラート
5種類
売買サイン
出さない分析型のため対象外
向いている相場
問わない
表示場所
チャート上
描くもの
ラインラベル
ベース指標
スイング高値安値セッション高値/安値前日高値/安値
トレードスタイル
スキャルピングデイトレード

このインジケーターの検証記事

サポート&レジスタンススマートマネー

ロンドン・NYの高値安値と上位足が重なる場所が分かる流動性マップ系インジケーターを図解レビュー

ロンドン・NYの高値安値と上位足が重なる場所が分かる流動性マップ系インジケーターを図解レビュー

図解ギャラリー 9

この記事の要約
どんなインジケーター?
結論

MTF Liquidity Stackは、上位足のスイング、アジア・ロンドン・NYのセッション、前日の高値安値を同じルールで水平線にし、同じ価格の根拠をタグでまとめるインジケーターです。チャートを汚さずに流動性の地図を作れますが、セッションの線は日付で消え、上位足の線はリアルタイムで早めに出ることがあります。

もっと詳しく
この記事の要点
  • まだ価格が通過していない高値は赤、安値は緑の線で右へ伸び、抜かれると灰色で止まります。
  • 最大5つの上位足のスイング、3つのセッション、前日高値・安値を同じルールで線にします。
  • 同じ側・同じ価格の根拠は1本にまとまり、右端のタグが「1h+4h+PDH」のようにつながります。
  • 消化の判定は終値ではなくヒゲで行い、線と同じ価格で止まった足は消化になりません。
  • 上位足の線は次の上位足が確定してから、高値・安値を付けた足までさかのぼって引かれます。
  • リアルタイムでは上位足の確定前に線が出て、読み込み直すと消えることがあります。
  • セッションの線は日付が変わると外れ、UTC設定によって画面に残る時間が変わります。
  • 4時間足以上ではAutoで上位足が1種類になるため、TF 4やTF 5を足すと読みやすくなります。

「MTF Liquidity Stack」は、まだ取られていない高値と安値を一枚にまとめるインジケーター

「MTF Liquidity Stack」は、チャートの上下に残っている「まだ価格が通過していない高値と安値」を水平線で示すTradingViewのインジケーターです。こうした高値・安値の外側には損切りや新規の逆指値が集まりやすく、トレーダーの間では「流動性(リクイディティ)」と呼ばれています。

このインジケーターの特徴は性質の違う4種類の高値・安値を同じルールで扱うところです。最大5つの上位足のスイング高値・安値、アジア・ロンドン・ニューヨークの各セッションの高値・安値、そして前日高値(PDH)と前日安値(PDL)です。これらが同じ価格に重なると、線は1本にまとまり、右端のタグが「1h+4h+PDH」のように繋がります。

MTF Liquidity Stackをビットコインの5分足に表示した様子。赤と緑の未消化ラインと、灰色の消化済みラインが重なり合わずに並ぶ。
MTF Liquidity Stackをビットコインの5分足に表示した様子。赤と緑の未消化ラインと、灰色の消化済みラインが重なり合わずに並ぶ。

実際にビットコインの5分足から週足まで7つの時間足で表示してみました。最初に感じたのは、線もタグも細く小さく、チャートがほとんど汚れないことです。そのぶん初期設定のタグは本当に小さいので、ノートPCなどの画面では少し大きくしたくなるでしょう。

まずは全体像です。図の①のように、上に抜かれていない高値は赤い線、図の②のように、割られていない安値は緑の線で右へ伸び続けます。価格が線を越えると、図の③のとおり線は灰色に変わり、その足で止まります。

未消化の高値・安値が一枚の地図になる

赤と緑の線は、まだ価格が通過していない高値と安値です。灰色の線は、すでに抜かれたものです。

未消化の高値・安値が一枚の地図になる15分足チャートに、まだ抜かれていない1時間足・4時間足のスイング高値を赤、安値を緑の水平線で右端まで伸ばし、抜かれた線は灰色で止めた様子を再現した図です。1h1h+Asia1h1h1hLondonAsia1hNew York1h1hPDH+1h+4h+Asia1h1h4h+1D⊙ 4h+1D1h1h+LondonNew York+1h1h+Asia1h+PDL1hAsia1h1h+4hLondon1h1h1h1h1h+4h1h+Asia1h1h1h1h+New York1h+London+4h1h1h+London+4h1h1h+New York1hAsia1h+PDH+4h1h1h+New York1h1h+London+4hNew York+1h1h+4h+1D⊙ 1h+4h+1D1h1h1h1h+Asia1h+4hPDL4h+1D1h1h1h+London ⊙1h+4h+1D1h+4h+1D1h1h+London1h1h1h+4h⊙ 1h+4h1h1h+Asia1h1h1h+Asia1h ⊙1h+4h+PDL1h+4h+PDL1h1h+4h1h+4h+PDH⊙ 1h+4h+PDH1hNew York ⊙1h1h1h⊙ 1h ⊙1h1h抜かれていない高値は赤い線で右へ伸び続ける割られていない安値は緑抜かれた線は灰色になりその足で止まる⊙ が線の起点になった足

Vowars DE ver.3.12.33

15分足に初期設定で表示した状態です(上位足は1h・4h・1D、セッションとPDH/PDLもオン)。線の右端のタグは、その価格がどの根拠から来ているかを示し、複数の根拠が同じ価格にそろうと「+」でつながります。

見るものはこの「残っている線」と「消えた線」の2つだけで、売買のサインは出ません。どこに流動性が残っていて、どこがすでに取られたのか。その地図を、上位足やセッションの情報を重ねた状態で手早く作るためのインジケーターだと考えると、使いどころが見えてきます。

線の色とタグの読み方

最初に、画面に出る要素の意味を整理しておきます。色の意味は単純ですが、セッションのタグが付いた線だけは例外があるので、ここは読み飛ばさないでください。

表示意味
赤い線(初期値)上抜かれていない高値。現在の足まで右へ伸びる
緑の線(初期値)割られていない安値。現在の足まで右へ伸びる
灰色の線価格に抜かれた消化済みの線。抜かれた足で止まり、タグは線の中央に残る
セッションの色の線Asia・London・New Yorkのタグを含む線。高値でも安値でもセッションの色になり、抜かれたあともその色のまま
⊙と、その上(安値なら下)のタグ線の起点。高値・安値を付けたチャート上の足を指す
右端のタグその価格の根拠。複数あると「+」でつながる

右端のタグは現在の足の3本先に表示されます。タグの文字は時間足なら「1h」「4h」「1D」、セッションなら設定した名前、前日の高値・安値なら「PDH」「PDL」です。

アジアの高値が「緑」で描かれる

初期設定では、Asiaの色が安値と同じ緑、Londonの色が高値と同じ赤になっています。セッションの色は高値・安値の色より優先されるので、価格の上にある緑の線がアジア時間の高値だったということが起きます。

私も最初は上にある緑の線を見て「安値が残っている?」と勘違いしました。セッションの色を黄色やオレンジなど、高値・安値と被らない色に変えておくと読み違えがなくなります。なお、複数のセッション名が付いた線は、New York、London、Asiaの順に色が優先されます。

4つの根拠と、重なったときの「スタック」

「MTF Liquidity Stack」が線を引く根拠は4種類です。どれも「高値・安値を水平線にする」という点は同じですが、線が生まれるタイミングと消える条件が少しずつ違います。

上位足のスイング高値・安値

メインとなるのは、最大5つの時間足から拾うスイングです。判定は3本の足で行い、真ん中の足の高値が左右の足より高ければスイング高値、安値が左右より低ければスイング安値です。1時間足なら1時間足を3本、4時間足なら4時間足を3本並べて判定します。

うれしいのは、線の起点が上位足の足ではなく、チャート上でその高値・安値を実際に付けた足に置かれることです。15分足に1時間足の高値を表示すると、1時間足の中の4本の15分足のうち、ヒゲが一番上まで伸びた足から線が始まります。⊙の印もその足に付くので、どのローソク足の高値なのか迷いません。

残す本数はLevelsで決まり、初期値は5本です。数え方は「時間足のタグごと、高値と安値それぞれ」なので、1hと4hと1Dをオンにしていれば、最大で高値15本・安値15本が並ぶことになります。

アジア・ロンドン・ニューヨークのセッション

セッションの線は、その時間帯が終わった足で追加されます。時間帯の中では何も描かれず、図の①のように、アジア時間が終わった足でその時間帯の高値と安値が記録されます。図の②のロンドンの安値が赤なのは、前の章で触れたセッション色の優先によるものです。図の③のNY時間の高値はまだ抜かれていないので青のまま伸びています。

3つのセッションが終わるたびに高値・安値が残る

セッション中は何も描かれず、終わった足でその時間帯の高値と安値が線になります。

3つのセッションが終わるたびに高値・安値が残る30分足で、アジア・ロンドン・ニューヨーク各セッションの高値と安値が、それぞれのセッションが終わった足で水平線として追加される様子を、上位足とPDH/PDLをオフにして再現した図です。AsiaLondonNew YorkAsiaLondonNew York ⊙AsiaAsiaAsia ⊙LondonLondonLondonNew York⊙ New YorkNew Yorkアジア時間(UTC 22:00〜7:00)が終わった足で高値と安値を記録ロンドン時間の安値はセッション色の赤で描かれるNY時間の高値はまだ抜かれず青のまま右へ伸びる

Vowars DE ver.3.12.33

上位足のスイングとPDH/PDLをオフにし、セッションだけを表示しています(時刻はUTC、初期設定のFullモード)。線の色は高値・安値ではなくセッションの色で決まるため、ロンドンの安値は赤、アジアの高値は緑で描かれます。

時間帯はUTCで決められていて、初期値のMode(Full)では次のとおりです。日本時間での目安も並べておきます。

セッションFull(UTC)Full(日本時間)AM(UTC)AM(日本時間)
Asia22:00〜7:007:00〜16:000:00〜4:009:00〜13:00
London7:00〜15:3016:00〜翌0:306:00〜9:0015:00〜18:00
New York13:30〜20:0022:30〜翌5:0013:30〜15:0022:30〜翌0:00

ModeをAMにすると、3つのセッションがまとめて午前の短い時間帯に切り替わります。各セッションの前半の数時間に付いた高値・安値だけを見たいときに使います。

前日高値(PDH)と前日安値(PDL)

PDHとPDLは、日付が変わった足で追加されます。図の①の破線が日付の切り替わりで、ここで前日の高値と安値が線になります。図の②のように線は前日の高値を付けた足から引かれ、図の③では前日安値が当日の下落で割られて灰色になりました。

日付が変わった瞬間に、前日の高値・安値が引かれる

PDHとPDLは日付が変わった足で追加され、起点は前日の高値・安値を付けた足になります。

日付が変わった瞬間に、前日の高値・安値が引かれる30分足でPDH/PDLだけを表示し、日付が変わった足で前日の高値と安値が、それぞれを付けた前日の足を起点にして水平線として追加される様子を示した図です。PDHPDH⊙ PDHPDL日付が変わった足(UTC 0:00)で前日の高値・安値が線になる起点は前日の高値を付けた足割られたPDLは灰色で止まる

Vowars DE ver.3.12.33

上位足とセッションをオフにし、PDH/PDLだけを表示しています(UTC+0)。前日の安値(PDL)は当日の下落で割られ、灰色の消化済みに変わりました。PDHとPDLのタグは、次の日付の切り替わりで新しい前日高値・安値に入れ替わります。

日付の区切りは後述するUTCの設定に従います。初期値のUTC+0なら、日本時間の朝9時に前日が締まる計算です。

同じ価格に重なると1本にまとまる

ここがインジケーター名の「Stack」の部分です。新しい高値・安値がすでにある線と同じ側(高値なら高値)で、同じ価格だった場合、線は増えずにタグだけが足されます。

1本の高値の履歴を追うと分かりやすいです。図の①でロンドン時間が終わり「London」の線として登場し、図の②で1時間足と4時間足のスイングが合流して「London+1h+4h」になりました。そのあとNYのタグも加わりましたが、図の③の日付の切り替わりでセッション名が外れ、代わりにPDHが付いています。

1本の高値に根拠が積み重なり、日付で入れ替わる

同じ価格の線は1本のまま、タグだけが「+」で増えていきます。

1本の高値に根拠が積み重なり、日付で入れ替わる15分足で、ある高値がロンドン時間の高値、1時間足と4時間足のスイング、前日高値の順に認識され、同じ線のタグが増えたり入れ替わったりする流れを示した図です。1h1h+Asia1h1h1hLondonAsia1hNew York1h1hPDH+1h+4h+Asia1h1h4h+1D⊙ 4h+1D1h1h+LondonNew York+1h1h+Asia1h+PDL1hAsia1h1h+4hLondon1h1h1h1h1h+4h1h+Asia1h1h1h1h+New York1h+London+4h1h1h+London+4h1h1h+New York1hAsia1h+PDH+4h1h1h+New York1h1h+London+4hNew York+1h1h+4h+1D⊙ 1h+4h+1D1h1h1h1h+Asia1h+4hPDL4h+1D1h1h1h+London ⊙1h+4h+1D1h+4h+1D1h1h+London1h1h1h+4h⊙ 1h+4h1h1h+Asia1h1h1h+Asia1h ⊙1h+4h+PDL1h+4h+PDL1h1h+4h1h+4h+PDH⊙ 1h+4h+PDH1hNew York ⊙1h1h1h⊙ 1h ⊙1h1hロンドン時間の終了後にLondonの高値として登場1時間足と4時間足のスイングも同じ価格に合流する日付が変わるとセッション名が外れ前日高値のPDHが加わる

Vowars DE ver.3.12.33

タグはLondon、London+1h、London+1h+4h、London+1h+4h+New Yorkと増え、日付が変わった足でセッション名が外れて1h+4h+PDHになりました。セッションの根拠はその日限りで、上位足の根拠は線が抜かれるまで残ります。
「1h+4h」はできて当然の組み合わせ

4時間足の高値は必ずどれかの1時間足の高値でもあります。そのため4時間足のスイングはたいてい1時間足のスイングと同じ価格になり、「1h+4h」のタグはごく自然に生まれます。

タグの数が多いほど強い価格帯、と単純に数えるより、「どの時間足まで含むか」と「セッションやPDH/PDLのように別の基準が重なっているか」を見るほうが、実際の重みに近いと感じました。1h+4h+1Dのように日足まで並ぶ線や、上位足とPDHが重なる線は、私は特に注意して見ています。

もう一つ覚えておきたいのは、重なりの判定が価格の完全一致だという点です。1ティックでもずれていれば別の線になるので、ほぼ同じ高さに線が2本並ぶこともあります。数ティックの差は同じ価格帯として読むのが現実的です。

1時間足でMTF Liquidity Stackを表示すると、上位足の未消化の高値が「4h+1D」などのタグ付きで上部に積み重なる。
1時間足でMTF Liquidity Stackを表示すると、上位足の未消化の高値が「4h+1D」などのタグ付きで上部に積み重なる。

抜かれたら「消化済み」、判定はヒゲで行う

線が灰色になる条件は、高値の線なら足の高値が線を上回った時、安値の線なら足の安値が線を下回ったときです。終値は見ていません。図の①の足は下ヒゲで2本の安値をまとめて割り、終値は大きく戻しましたが、それでも両方の線が消化済みになっています。

ヒゲで1ティックでも抜けたら「消化済み」

判定に使うのは終値ではなく高値・安値です。ヒゲが届いた時点で線は止まります。

ヒゲで1ティックでも抜けたら「消化済み」15分足で、長い下ヒゲが2本の未消化安値を一度に割り、終値は大きく戻したにもかかわらず両方の線が灰色の消化済みに変わった場面を再現した図です。1h1h+Asia1h1h1hLondonAsia1hNew York1h1hPDH+1h+4h+Asia1h1h4h+1D⊙ 4h+1D1h1h+LondonNew York+1h1h+Asia1h+PDL1h1h⊙ 1hAsia1h1h+4hLondon1h1h1h1h1h+4h1h+Asia1h1h1h1h+New York1h+London+4h1h1h+London+4h1h1h+New York1hAsia1h+PDH+4h1h1h+New York1h1h+London+4hNew York+1h1h+PDH+4h⊙ 1h+PDH+4h1h1h⊙ 1h1h1hAsia⊙ Asia1h+Asia1h⊙ 1h1h+4hPDL4h+1D1h1h⊙ 1h ⊙1h1h下ヒゲが安値を割った足で消化終値が戻っていても判定は同じ抜かれた線は灰色で止まりタグは線の中央に残るその足の安値が新しい安値として引かれる

Vowars DE ver.3.12.33

下ヒゲで2本の1hの安値が同時に消化され、その足の安値が今度は1h+Asiaの新しい安値として引かれました。Asiaのタグが付いた線は、安値でも高値でもアジア時間の色(初期値は緑)で描かれます。

図の②のように、抜かれた線はその足で止まり、タグは線の中央へ移ります。図の③では、スイープした足の安値そのものが、今度は新しい安値の線として引かれました。こうして「取られた流動性」と「新しくできた流動性」が入れ替わっていく様子を、そのまま目で追えます。

細かい点ですが、判定は「上回る」「下回る」なので、線とまったく同じ価格でぴたりと止まった足では消化になりません。また、線が追加されたその足ではまだ判定せず、次の足から判定が始まります。

スイープそのものは売買サインではない

線が灰色になったのは、その価格の流動性が取られたという記録です。そこから反転するのか、抜けた方向へ走るのかは、スイープ後の足の動きを見て決めることになります。下ヒゲで割ってすぐ戻すのか、実体で割って戻らないのか。この違いを見るための材料として使うのが基本です。

消化済みの線はHistoryをオフにすると最新の1本だけを残して消えます。過去のスイープの位置も見たいならオンのまま、現在の未消化ラインだけに集中したいならオフ、という使い分けができます。

線が出るタイミングと、リアルタイムで起きること

上位足のスイングは、3本目の足が確定するまで判定できません。そのため線は高値・安値を付けた上位足の、次の上位足が確定した時点で初めて表示されます。

図の①の15分足が1時間足の高値を付け、図の②の次の1時間足がその高値を超えずに終わりました。線が現れるのは図の③の足ですが、引かれる位置は⊙の足までさかのぼります。

線は確定を待ってから、高値の足までさかのぼって引かれる

左右の足より高い1時間足が確定するまで、線は出ません。出たときには⊙の足から始まっています。

線は確定を待ってから、高値の足までさかのぼって引かれる15分足に1時間足のスイングだけを表示し、高値を付けた1時間足の次の1時間足が確定した15分足で、初めて高値の足まで戻って水平線が引かれる流れを示した図です。1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h⊙ 1h1h1h1h1h1h1h1h1h ⊙1h1h1h1h1h1h1h⊙ 1h1h1h1h1h1h1h ⊙1h1h1h1h1h⊙ 1h1h ⊙1h1h1h⊙ 1h1時間足の高値を付けた15分足次の1時間足は高値を超えずに終わるこの足で初めて線が現れる

Vowars DE ver.3.12.33

1時間足のスイングだけをオンにした15分足です。高値の足(⊙)を含む1時間足のあと、次の1時間足が高値を超えずに確定した15分足で線が追加されました。上位足ほど、この待ち時間は長くなります。

1時間足なら最短でも1時間強、4時間足なら4時間強、日足なら丸1日以上、高値を付けてから線が出るまでに時間がかかります。過去チャートを眺めると、線がきれいに高値の足から始まっているので見落としがちですが、その線が実際に画面に現れたのは、ずっと後です。過去の反応を検証するときは、この遅れを差し引いて考える必要があります。

リアルタイムでは、上位足が確定する前に線が出ることがある

上位足のスイングは形成中の上位足の値も使って判定されています。リアルタイムでは、次の上位足が始まった直後に、その足の高値がまだ前の足に届いていない段階でスイングと判定され、確定を待たずに線が出ることがあります。

その上位足がのちに前の足の高値を超えると、線はすぐに抜かれて灰色になります。こうした線はチャートを読み込み直すと過去の確定した値で計算し直されるため、消えてしまいます。リアルタイムで見ていた灰色の線が、読み込み直したあとには無い。そんな違いが出るのはこのためです。

セッションの線とPDH/PDLはチャートの足だけで計算しているので、この影響は受けません。

つまり、過去チャートに残っている線は確定した上位足だけで引かれたもので、リアルタイムの画面にはそれより早く出た線と、その中で抜かれた灰色の線が混ざります。上位足の線が出た直後は、その上位足が確定するまで「仮の線」として扱うのが安全です。

Autoが選ぶ上位足は、チャートの時間足で変わる

Autoがオンのとき、チャートの時間足と同じか短い時間足は、自動で一つ上の時間足に繰り上げられます。同じ時間足が重なった場合は、もともと上位足として指定していたほうが優先され、繰り上げた側は使われません。初期設定(TF 1〜3がオン)で、チャートの時間足ごとにどのタグが出るかをまとめました。

チャートの時間足表示される上位足のタグ補足
1分足〜30分足1h、4h、1D初期設定のまま3つとも使われる
1時間足4h、1D1hが4hに繰り上がり、4hと重なるので外れる
2時間足4h、8h、1D1hが8hに繰り上がり、別の時間足として加わる
4時間足1D1hと4hがどちらも日足に繰り上がり、日足と重なる
日足1W3つとも週足に繰り上がる
週足1M3つとも月足に繰り上がる

4時間足以上では、初期設定だと上位足が1種類しか残りません。4時間足で使うならTF 4(W)を、日足で使うならTF 5(M)をオンにすると、比べる上位足が2つになって重なりが読めるようになります。

4時間足のMTF Liquidity Stackでは、Autoの繰り上げにより上位足のタグが「1D」だけになる。
4時間足のMTF Liquidity Stackでは、Autoの繰り上げにより上位足のタグが「1D」だけになる。

日足や週足では、PDH/PDLとセッションの線の意味も変わる点に注意が必要です。日足では1本ごとに日付が変わるので、PDH/PDLは「1本前の足の高値・安値」になります。週足ではさらに、「PDH+London+New York」のように前日高値とセッションのタグが同じ線にまとめて付き、本来の意味では読めない表示になりました。

週足に表示したMTF Liquidity Stack。セッションと前日高値・安値のタグが1本の足単位で付くため、上位足ではオフにすると見やすい。
週足に表示したMTF Liquidity Stack。セッションと前日高値・安値のタグが1本の足単位で付くため、上位足ではオフにすると見やすい。

日足以上で使うときは、PDH / PDLとセッションの表示をオフにして、上位足のスイングだけを見る方が見やすいです。

セッションの線は、日付が変わると消える

使っていて一番引っかかったのがここです。セッションの線は抜かれるまで残るわけではありません。日付が変わった足で、セッション名のタグがすべて外れます。タグがセッション名だけの線はその場で消え、1hやPDHなど別の根拠が重なっていた線は、残りのタグで生き残ります。PDH/PDLも同じタイミングで新しい前日の値に入れ替わるので、前日の線が翌日に持ち越されることはありません。

日付の区切りはUTCの設定で決まります。初期値のUTC+0ではUTCの0時(日本時間9時)なので、NY時間の線は20時(UTC)に追加されてから、最長でも4時間で消えます。

セッションの線が残る時間はUTC設定で変わる

横軸はUTCの時刻です。帯は、抜かれなかった場合にセッションの線が画面に残る時間を表します。

セッションの線が残る時間はUTC設定で変わるアジア・ロンドン・ニューヨークの各セッションの線が、追加されてから日付の切り替わりで消えるまでの最長の時間を、UTC設定が初期値のUTC+0の場合とUTC+9の場合で並べた概念図です。Asia 7:00 → 24:00(17時間)London(8.5時間)NYAsia 7:00 → 15:00London 15:30 → 翌15:00(23.5時間)NY 20:00 → 翌15:00(19時間)0:006:0012:0018:0024:006:0012:0018:00翌24:00初期設定のUTC+0はUTC 0:00で日付が変わるUTC+9にすると切り替わりはUTC 15:00(日本時間0:00)

Vowars DE ver.3.12.33

セッションの時間帯そのものはUTC設定を変えても動きません。変わるのは日付の切り替わりの位置で、そこでセッションのタグがすべて外れます。初期設定ではNYの線は最長でも4時間で消え、UTC+9にすると翌日の日本時間0:00まで残ります。

図の①と図の②を比べると、UTCをUTC+9にしたときは区切りが日本時間の0時(UTC 15時)に移り、ロンドンとNYの線が翌日まで残るようになります。セッションの時間帯そのものはUTCで固定されていて、UTCを変えても動きません。

日本時間で使うなら、UTCをUTC+9にする選択肢

NY時間の高値・安値を、翌日の東京時間やロンドン時間の判断に使いたいなら、UTCをUTC+9にするのが便利です。日付の区切りが日本時間の0時になり、PDH/PDLも日本時間の1日で計算されます。

その代わり、アジア時間の線は日本時間の0時で消えるので、アジア時間の高値・安値を翌日まで持ち越したい人には向きません。どちらの線を長く残したいかで決めてください。

もう一つ、セッションの時間帯はUTCの固定時刻なので、夏時間には合わせて動きません。初期値のNY時間(13:30〜20:00 UTC)は、米国の夏時間中は現地の9:30〜16:00にあたりますが、冬時間に入ると現地の8:30〜15:00にずれます(2026年は11月1日に米国が冬時間へ移行)。NY株式市場の取引時間に合わせたい場合は、冬の間だけNYのFullを1430-2100に変えておくと、現地の9:30〜16:00に戻ります。ロンドンも同じで、英国の冬時間(2026年は10月25日から)では、UTCの7時がそのまま現地の7時になります。

ついでに、Daily Resetにも触れておきます。オンにすると、日付が変わった時点で上位足の線も消化済みの線もすべて消え、新しい日に付けた高値・安値だけが残るようになります。毎日まっさらな状態から始めたいデイトレード向けのスイッチです。

設定項目と、時間足ごとの合わせ方

設定画面は「1. Timeframes」「2. Sessions」「3. Daily Levels」「4. Style」「5. Alerts」の5つに分かれています。セッションの行は、オンオフのチェック、名前、Fullの時間帯、AMの時間帯、色が1行に並んだ形です。

パラメーター設定
設定初期値推奨値効果
Autoオンオンチャート以下の時間足を一つ上の時間足に繰り上げる。重なった時間足は自動で外れる
Levels53〜5時間足のタグごと、高値・安値それぞれに残す未消化ラインの本数(1〜20)。古い起点のものから消える
TF 1オン・60(1h)オン1つ目の上位足。スイング高値・安値を拾う
TF 2オン・240(4h)オン2つ目の上位足
TF 3オン・D(1D)オン3つ目の上位足
TF 4オフ・W(1W)4時間足以上でオン4つ目の上位足。初期値はオフ
TF 5オフ・M(1M)日足以上でオン5つ目の上位足。初期値はオフ
ModeFullFull3つのセッションの時間帯を、FullとAMでまとめて切り替える
UTCUTC+0UTC+0かUTC+9日付の区切り(PDH/PDL、Daily Reset、セッションの線の消去)の基準。セッションの時間帯は動かない
Asiaオン・2200-0700・0000-0400・緑色は黄色系に変更アジア時間の線。名前、Full、AMの時間帯(UTC)、色を設定
Londonオン・0700-1530・0600-0900・赤色は高値と別の色に変更ロンドン時間の線
New Yorkオン・1330-2000・1330-1500・青米国冬時間は1430-2100も検討NY時間の線
Daily Resetオフオフオンで、日付が変わるとすべての線を消す
PDH / PDLオン日中足はオン、日足以上はオフ前日の高値・安値の線
LabelsTinyTiny⊙の横のタグと、消化済みの線の中央のタグの大きさ
Live TagsTinySmall右端のタグの大きさ
Historyオンオンオフにすると、消化済みの線は最新の1本だけを残す
High#ff4040(赤)そのまま未消化の高値の線の色
Low#55ff96(緑)そのまま未消化の安値の線の色
Sweep#6d6d6d・1・Solidそのまま消化済みの線の色、線の太さ(1〜4)、線の種類。線の太さと種類はすべての線に共通
Newオフ必要に応じて新しい線が追加されたときのアラート
Mitigatedオンオン線が抜かれたときのアラート
High(Alerts)オンオン高値側の線をアラートの対象にする
Low(Alerts)オンオン安値側の線をアラートの対象にする

Sweepの行にある線の太さと種類は、消化済みの線だけでなく、未消化の線にも同じものが使われます。未消化の線を太く、消化済みを細く、という分け方はできない点を覚えておきましょう。

Levelsで本数を減らすと、古いものから消える

Levelsを減らすと、図の①のように起点が新しい線から順に残ります。図の②の点線は初期値の5なら残っていた線です。

Levelsは「時間足ごと・上下それぞれ」の本数

Levelsを2にすると、まだ抜かれていない高値と安値がそれぞれ新しい2本だけ残ります。

Levelsは「時間足ごと・上下それぞれ」の本数15分足に1時間足のスイングだけを表示し、Levelsを2にしたときに残る線と、初期値の5なら残っていた古い線(点線)を重ねて比べた図です。1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h1h⊙ 1h1h ⊙1h1h1h⊙ 1h ⊙1h1h残るのは起点が新しい高値2本と安値2本初期値の5なら残っていた古い線は本数を超えた時点で消える

Vowars DE ver.3.12.33

点線は説明のために重ねたもので、実際のチャートには表示されません。本数を超えた線は灰色の消化済みにはならず、画面から消えます。数え方は時間足のタグごとなので、1hと4hを両方オンにすると、それぞれに2本ずつ残ります。

本数を超えて外れた線は消化済みの灰色にはならず、そのまま画面から消えてしまいます。「抜かれたのか、本数で外れたのか」は見た目では区別できないので、Levelsを小さくしすぎると、まだ生きている古い高値・安値を見落とすことになります。5分足や15分足でも、私は3より下げないようにしています。

時間足ごとのおすすめ

  • 1分足〜5分足(スキャルピング)。初期設定の1h・4h・1Dで十分です。線が多いと感じたらLevelsを3に。ロンドンとNYの時間帯の線が主役になります。
  • 15分足〜1時間足(デイトレード)。初期設定のまま使い、日本時間でNYの線を翌日まで見たいならUTCをUTC+9に。1時間足では上位足が4hと1Dの2つになります。
  • 4時間足(スイング寄り)。TF 4をオンにして1Dと1Wを比べる形に。セッションの線は短命なので、オフにしても困りません。
  • 日足以上。PDH / PDLとセッションをオフにし、TF 5をオンにして1Wと1Mのスイングを見ます。

アラートは5種類から選べる

「MTF Liquidity Stack」には、2つの方式のアラートが入っています。アラート作成画面の条件でこのインジケーターを選ぶと、まとめて通知する「Any alert() function call」と、個別の4つの条件が並びます。

条件通知のタイミング
Any alert() function callその足で起きた新規・消化をまとめて1通で通知。足の確定時に1回
New High Liquidity新しい高値の線が追加されたとき
New Low Liquidity新しい安値の線が追加されたとき
High Liquidity Mitigated高値の線が抜かれたとき
Low Liquidity Mitigated安値の線が抜かれたとき

どちらの方式も設定のNew・Mitigated・High・Lowのスイッチに従います。初期値ではNewがオフなので、新しい線のアラートはNewをオンにしない限り鳴りません。同じ価格にタグが追加されただけのときも、新規のアラートにはなりません。

「Any alert() function call」の通知は1件につき1行で、種類(NEW/MITIGATED)、銘柄、高値か安値か、タグ、価格、チャートの時間足が「|」で区切って並びます。同じ足で複数の線が動けば、行が増えて1通にまとまります。どの根拠の線が抜かれたのかまでスマホで確認できるため、私はこちらを選びました。

チャートでの使い方を4つの手順で

1 上下に残っている線を確認する

まず、現在値の上と下で一番近い未消化の線を見ます。上の赤い線、下の緑の線が、価格が次に取りにいきやすい流動性の候補です。セッション色の線はセッションの高値・安値なので、色だけで上下を判断しないようにします。

2 タグの中身で優先順位を付ける

近い線が複数あるときは、タグを読みます。1Dや1Wなど長い時間足を含む線、PDH/PDLやセッションが上位足と重なった線を優先し、1hだけの線は軽く見ます。前に書いたとおり、1h+4hは自然にできやすい組み合わせなので、それだけで特別扱いはしません。

3 スイープ後の足で反転か継続かを見る

線が灰色になったら、その後の数本を観察します。ヒゲで抜いて実体が線の内側に戻るなら、流動性を取って反転する形の候補です。実体で抜けて戻らないなら、抜けた方向への継続を疑います。インジケーターはここで何も教えてくれないので、ローソク足の形や出来高を合わせて判断します。

4 反対側の流動性を利確の目安にする

エントリーしたら、反対側に残っている未消化の線が利確の目安になります。上昇で入ったなら上の赤い線、とくにタグが重なった線は、価格がいったん止まりやすい場所の候補として意識しておくと、利確の位置を決めやすくなりました。

組み合わせるならMFIで「スイープの勢い」を見る

「MTF Liquidity Stack」はどこが取られたかは教えてくれますが、取られたときに売り買いの勢いがどれだけ残っていたかは分かりません。そこで試したのが、出来高も加味するオシレーターのMFI(マネーフローインデックス)を下段に置く組み合わせです。

図の①の安値を付けたとき、MFIは10前後まで沈んでいました。図の②で価格がヒゲでその安値をスイープしたとき、MFIは56台と前回を大きく上回っていて、価格はいったん戻しています。一方図の③の割り込みではMFIも下向きで、下落がそのまま続きました。

スイープの瞬間、MFIが付いてきているか

価格が安値を掃いたとき、MFIが前の安値時より高い位置にあるかどうかで、売りの勢いの残り方を見ます。

スイープの瞬間、MFIが付いてきているか15分足のMTF Liquidity Stackに、出来高を加味したオシレーターのMFI(14)を下段に重ね、安値のスイープ時にMFIが安値を更新しなかった場面と、更新しながら割り込んだ場面を比べた図です。MFI (14)1h1h+Asia1h1h1hLondonAsia1hNew York1h1hPDH+1h+4h+Asia1h1h4h+1D⊙ 4h+1D1h1h+LondonNew York+1h1h+Asia1h+PDL1h1h⊙ 1hAsia1h1h+4hLondon1h1h1h1h1h+4h1h+Asia1h1h1h1h+New York1h+London+4h1h1h+London+4h1h1h+New York1hAsia1h+PDH+4h1h1h+New York1h1h+London+4hNew York+1h1h+PDH+4h⊙ 1h+PDH+4h1h1h⊙ 1h1h1hAsia⊙ Asia1h+Asia1h⊙ 1h1h+4hPDL4h+1D1h1h⊙ 1h ⊙1h1h前の安値ではMFIが10前後ヒゲで安値をスイープMFIは56台で前回を大きく上回る次の割り込みはMFIも下向きで下落がそのまま続いた

Vowars DE ver.3.12.33

1回目のスイープではMFIが前の安値時(10前後)を大きく上回り、価格はいったん戻しました。2回目はMFIが下向きのまま割り込み、下落が続いています。どちらもこの場面での結果で、反発や継続を約束するものではありません。

価格が安値を更新したのにMFIが前回より高い、というずれは、売りの勢いが前回ほどではないことを示す材料になります。スイープの直後にこのずれがあるかを確認すると、反転狙いの候補を絞り込みやすくなりました。これも1つの場面での結果で、毎回同じになるとは限りません。

ほかに相性がよさそうなのは、TradingView標準の出来高プロファイル(Visible Range)です。線の価格が出来高の薄い価格帯にあるなら、抜けたあと値が飛びやすい、という見方ができます。損切り幅を決めるならATR、日中の平均的な取引価格との位置関係を見るならセッションVWAPも、線の読み方を補ってくれます。

このインジケーターに任せられること、自分で補うこと

任せられること

  • 上位足・セッション・前日の高値安値を、1つのインジケーターで同じルールのまま表示できる
  • 同じ価格に重なった根拠が「+」でつながり、どの線が何の高値なのかひと目で分かる
  • 線の起点がチャート上の実際の足に置かれ、⊙で高値・安値の足を確認できる
  • 抜かれた線が灰色で残るので、どこの流動性が取られたかを後から追える
  • Autoで時間足を切り替えても、意味のある上位足が自動で選ばれる
  • 線が細く、チャートの見た目をほとんど邪魔しない

自分で補うこと

  • スイープ後に反転するか継続するかは示さないので、足の形や他の指標で判断する
  • リアルタイムでは上位足の確定前に線が出て、読み込み直すと消えることがある
  • セッションの線は日付が変わると消え、残る時間はUTCの設定で変わる
  • セッションの時間帯はUTC固定で、夏時間・冬時間の切り替えには自分で合わせる
  • 初期の色では、アジアの高値が緑、ロンドンの安値が赤で描かれる
  • 4時間足以上では初期設定の上位足が1種類になるので、TF 4・TF 5を足す必要がある
過去チャートだけで判断しない

過去チャートの線は確定した上位足で引かれたものです。リアルタイムでは線が出る時刻が違い、灰色の線の数も変わります。「この線で反転していた」という過去の見え方は、線が実際に画面に出た時刻を踏まえて確かめてください。インジケーター単体で売買を決めるのではなく、スイープ後の値動きを見てから判断する使い方をおすすめします。

重なった流動性を、チャートを汚さずに拾いたい人へ

MTF Liquidity Stack (Zeiierman)

「MTF Liquidity Stack」は、「上位足のスイング」「セッション」「前日の高値安値」という、普段は別々のインジケーターで見ている情報を、1本ずつの水平線とタグにまとめてくれるインジケーターです。同じ価格に根拠が重なればタグが伸び、抜かれれば灰色になる。この2つだけを追えばいいので、使い方を覚えるのに時間はかかりません。

一方で、セッションの線が日付で消えること、上位足の線がリアルタイムでは早めに出て消えることがあるなど、仕組みを知らないと見え方に戸惑う部分もあります。この記事で触れたUTCの設定、セッションの色、4時間足以上でのTF 4・TF 5の追加を済ませておけば、5分足から日足まで同じ感覚で使えるはずです。

スキャルピングやデイトレードで、ロンドン・NYの高値安値と上位足の高値安値が重なる場所を素早く知りたい人には、特に相性のいいインジケーターだと感じました。

参照元・データ出典:この記事は、チャートプラットフォーム「TradingView」にて、クリエイター「Zeiierman」が制作したインジケーターを実際に使用し、徹底分析を行った上で公開しています。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言や特定の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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Web制作会社でオウンドメディアの編集者として働きながら、2018年に暗号資産(仮想通貨)トレードを開始。現物から先物まで実践するうちにチャート分析にのめり込み、現在はTradingViewのオリジナルインジケーターも自作しています。 当サイトでは、TradingViewのインジケーターを自分のチャートで1本ずつ検証し、計算の中身・使い方・弱点までを図解つきでレビューしています。作り手の視点でロジックまで踏み込み、実際に使って確かめた情報だけを掲載。特定銘柄への投資勧誘は行っていません。

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