「Support Resistance MTF」は、今の足と上位足の節目を“帯”で見せてくれる
水平線を引くときに「この高値は1時間足だけの節目なのか、4時間足でも効いている節目なのか」と迷ったことはありませんか? 「Support Resistance MTF」は、その2つの時間足の高値と安値を同時に表示し、間を色で塗ってゾーンにしてくれるインジケーターです。上に出る赤い帯が抵抗帯(レジスタンス)、下に出る緑の帯が支持帯(サポート)。名前のMTFは「マルチタイムフレーム」、つまり複数の時間足を同時に扱うという意味です。

最初にビットコインの1時間足へ入れてみたとき、設定を何も触っていないのに上位足として4時間足が自動で選ばれ、価格の上下に帯が並びました。自分で水平線を引くと、どの高値を基準にするかが日によってぶれがちです。「Support Resistance MTF」は線を引くルールが決まっているので、誰が表示しても同じ位置に同じ帯が出ます。ここが手引きの線との一番の違いだと感じました。
売買のサインは出さず、相場のどこに節目があるかを見せることに徹したインジケーターです。
赤と緑の帯は「2つの時間足の線」に挟まれた価格帯
1時間足に初期設定のまま表示した状態です。上位足は「Auto」で4時間足が選ばれています。
Vowars DE ver.3.12.30
まずは全体像から見ていきましょう。図の①の赤い帯は、4時間足の抵抗ラインと1時間足の抵抗ラインに挟まれた価格帯です。図の②の緑の帯も、安値側で同じ組み合わせを塗ったものです。そして価格が高値を更新すると、図の③のように線が引き直され、帯はいったん消えます。帯は「いつまでも残る過去の記録」ではなく、その時点で有効な節目だけを映していると覚えておけば、画面の変化に戸惑うことはないはずです。
4本の線はどうやって決まる? 帯ができる仕組み
帯の正体は4本の線です。「Support Resistance MTF」は、今の時間足と上位足のそれぞれで「直近の最高値」と「直近の最安値」を求め、同じ色同士の間を塗っています。
| 線 | どこに引かれるか | 色 |
|---|---|---|
| 今の時間足の抵抗ライン | 直近10本の中で最も高い高値を付けた足の高値 | 赤 |
| 上位足の抵抗ライン | 上位足10本の中で最も高い高値 | 赤 |
| 今の時間足の支持ライン | 直近10本の中で最も安い安値を付けた足の安値 | 緑 |
| 上位足の支持ライン | 上位足10本の中で最も安い安値 | 緑 |
「10本」は初期値で、Period for Highest/Lowest Barsで変えられます。この1つの数字が、今の時間足と上位足の両方に効く点は覚えておいてください。
今の時間足のラインは「10本で一番」が出た足で引き直される
1時間足の線は「直近10本の最高値」が出た足で引き直される
初期設定(Period for Highest/Lowest Bars=10)の1時間足ラインだけに注目した図です。
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1時間足の線が動くのは、ある足の高値が直近10本の中で最も高くなったときです。図の①では、括弧で示した10本のうち右端の足の高値が一番高くなっています。この足で、それまで上にあった線は図の②の位置で打ち切られ、図の③のように近くの戻り高値へ付き直します。
ここは最初に勘違いしやすいところです。抵抗ラインは「価格に上抜けされたとき」だけ動くわけではありません。古い高値が10本の範囲から外れ、新しい足がその範囲で一番高くなれば、線は下にも引き直されます。下落相場で赤い線が階段を下りるように付いてくるのは、この性質によるものです。
もう1つ、線が切り替わった足では線そのものが描かれません。高値更新が何本も続く場面では赤い線が途切れ途切れになりますが、表示がおかしいわけではないので安心してください。
上位足のラインは、表示中のローソク足から組み立てている
4時間足ラインは「4時間足10本」の中で最高値が出たときに動く
4時間足は1時間足4本で1本です。点線が4時間足の区切りを表しています。
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「Support Resistance MTF」は、上位足のデータを別に読み込んでいません。表示しているローソク足を上位足の区切りごとにまとめ、その中の高値と安値を積み上げて、上位足の値を自分で計算しています。
上位足ラインが動く条件は、今の時間足のラインと同じ考え方です。4時間足なら、形成中の4時間足の高値が図の①の「直前の4時間足9本」をすべて上回ったとき、図の②のように上位足ラインがその高値へ移ります。10本より前の高値は、どれほど高くても候補から外れます。
上位足を組み立てる方式で本当に正しく計算されているのか気になったので、5分足(上位足は1時間足)と1時間足(上位足は4時間足)で同じ時刻のチャートを見比べました。すると、5分足に出ている上位足の支持ラインと、1時間足チャートの支持ラインが、どちらも82,775.94で一致していました。1時間足10本の最安値を、5分足側でも1時間足側でも同じように拾えているということです。
帯が見えるのは、2本の線がどちらも動いていない間だけ
赤い帯は、抵抗ラインが2本とも前の足から変わっていないときにだけ塗られます。どちらか1本でも切り替わった足は塗られないので、帯には細い切れ目ができます。
もう1つの「帯が出ない」パターンが、2本の線が同じ値に重なったときです。価格が上位足の高値まで更新すると、今の時間足の高値と上位足の高値が同じになり、帯の幅はゼロになります。最初の図の③のあとで赤い帯が見えなくなっていたのは、このためです。強い上昇の最中に赤い帯が出ないのは、高値を更新し続けているサインと読めます。
「Auto」で選ばれる上位足の一覧
Higher Time Frameが初期値の「Auto」のとき、上位足はチャートの時間足から次のように決まります。
| チャートの時間足 | Autoで選ばれる上位足 |
|---|---|
| 1分足・3分足 | 15分足 |
| 5分足・15分足 | 1時間足 |
| 30分足・45分足 | 2時間足 |
| 1時間足 | 4時間足 |
| 2時間足・3時間足・4時間足 | 日足 |
| 日足 | 週足 |
| 週足 | 月足 |
| 上記以外(2分足、10分足、12時間足、月足など) | 12か月足 |
一覧にない時間足では、上位足が12か月足になります。「Support Resistance MTF」が上位足の高値安値をさかのぼって調べるのは、表示中の足で最大4,000本前後までです。12時間足で12か月足10本ぶんを比べるには9年分、約6,600本さかのぼる必要があり、範囲に収まりません。この場合、上位足ラインが一度も更新されず、価格0の位置に引かれたままになり、チャートが縦に押しつぶされたように見えることがあります。
こうなったときは、Higher Time Frameを手動で週足や日足に変えれば解消します。目安は「上位足1本が今の足の何本ぶんか」×(Periodの値−1)が4,000本を下回る組み合わせです。
チャートで使って分かった、帯の読み方
仕組みが分かったところで、実際のチャートでどう読むかです。私は次の3つの順で見るようにしています。
1 価格がどちらの帯に近いかを見る
レンジ相場では、上の赤い帯と下の緑の帯の間を価格が行き来します。赤い帯に近づいたら上値が重くなりやすい場所、緑の帯に近づいたら下げ止まりを探す場所、というのが基本の読み方です。帯は2つの時間足の節目に挟まれているので、1時間足で見ている人にも4時間足で見ている人にも意識されやすい価格帯として扱えます。
ただ、帯に入ったら必ず反転するわけではありません。帯は「ここで反応が起きやすい」という候補を示すだけなので、帯の中でローソク足がどう動くか(ヒゲで押し戻されるのか、実体で抜けていくのか)を見てから判断しています。
2 トレンド中は帯の片側だけを見る
上昇が続くと緑の帯は縦に伸び、見るべきは帯の上辺になる
レンジから上昇トレンドへ移った1時間足の例です(設定は初期値)。
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トレンドが出ると、帯の見え方がガラッと変わります。上昇が続くと上位足の安値はなかなか更新されないため、図の①のように緑の帯の下辺が低い位置に取り残され、帯が縦に長く伸びます。この状態の緑の帯を「全部が支持帯」と読むのは、さすがに無理があるでしょう。
見るべきは帯の上辺、つまり1時間足の支持ラインです。図の②のように押し目の安値ができるたびに上辺が切り上がるので、押し目買いの目安や、損切りを置く位置の参考になります。反対側の赤い帯は、図の③のとおり高値更新中はほとんど出ません。

日足でも同じ現象が起きます。日足(上位足は週足)に表示したところ、上昇のあとの局面では緑の帯の幅が価格の2割ほどまで広がっていました。日足以上で使うなら、Transparency for Zonesを上げて帯を薄くしておくとローソク足が見やすくなります。
3 ヒゲで割れたら、線が移ったことを確認する
ヒゲで支持ラインを割ると、線はヒゲ先へ移る
初期設定(Source=High/Low)では、ヒゲの先端がそのまま線の位置になります。
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いちばん気をつけたいのがこの場面です。図の①のように下ヒゲが支持ラインを割り込むと、その足の終値が戻っていても、図の②のとおり線はヒゲ先の安値へ移ります。割られた水準は画面から消え、「さっきまでここが支持線だった」という記録は残りません。
いわゆるダマシ(一度抜けたように見えて戻る動き)を見分けたいときは、この性質が少しやっかいです。私は、割られる前の水準をTradingViewの描画ツールで水平線として残しておき、終値がその上に戻ったかどうかを自分で確かめるようにしています。
時間足ごとの使いどころ
5分足では上位足が1時間足になり、帯の幅が狭く、入れ替わりも頻繁です。スキャルピングやデイトレードの短い押し目・戻りを探すのに向いています。1時間足(上位足は4時間足)はデイトレード、4時間足(上位足は日足)はスイングトレードと相性がよく、帯の意味も読み取りやすいと感じました。

設定項目と、目的に合わせた調整
設定項目は7つです。少ない分、1つ1つの効果がはっきりしています。
| 設定 | 初期値 | 推奨値 | 効果 |
|---|---|---|---|
| Source | High/Low | 基本はHigh/Low。ヒゲが長く出やすい場面はClose/Open | 線を引く基準。High/Lowは高値・安値(ヒゲ先)、Close/Openは実体の上端・下端 |
| Higher Time Frame | Auto | 基本はAuto。一覧にない時間足では手動 | 上位足の時間足。手動では15分足〜12か月足から選べる |
| Period for Highest/Lowest Bars | 10 | 短期は5〜10、スイングは15〜20 | 何本の中の最高値・最安値で線を引くか。今の時間足と上位足の両方に効く |
| Resistance Color | 赤 | 見やすい色で | 抵抗ラインと赤い帯の色 |
| Support Color | ライム | 見やすい色で | 支持ラインと緑の帯の色 |
| Transparency for Zones | 80 | 80〜90 | 帯の透明度。数字が大きいほど薄くなる |
| Extend Lines | オフ | 必要なときだけオン | 最新の4本の線を画面の左端まで延長する |
Sourceはヒゲを節目に含めるかどうかで選ぶ
Source を Close/Open にすると、線は実体の端に引かれる
前の図とまったく同じローソクで、Source だけを Close/Open に変えています。
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さきほどのヒゲ割れの図と同じ値動きで、Sourceだけを「Close/Open」に変えたのがこの図解です。図の①のとおり支持ラインは実体の下端(終値と始値の低いほう)に引かれ、図の②では同じ下ヒゲが出ても線は動きません。抵抗ラインも図の③のように実体の上端で決まります。
ヒゲの長い足が多い銘柄や、指標発表で一瞬だけ跳ねるような場面では、Close/Openのほうが線の入れ替わりが落ち着きます。一方で、ヒゲ先まで含めた「実際に付けた高値・安値」を見たいなら初期値のHigh/Lowが向いています。どちらが正しいというより、ヒゲを節目として扱うかどうかの好みです。
Period for Highest/Lowest Barsは、小さいほど近くの節目を拾う
最初の図解(期間10)と同じローソク足で、期間を5と20に変えて比べてみます。
Period を5にすると、線が近くの高値安値に付き直しやすくなる
最初の図と同じローソクで、Period for Highest/Lowest Bars だけを5にしています。
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期間5では、図の①のように支持ラインが直近5本の安値で細かく入れ替わります。下落のあとも、図の②のとおり近くの戻り高値に抵抗ラインがすぐ下りてくるので、短い時間で反応を拾いたいときに便利です。そのぶん線が途切れる回数も増えます。
Period を20にすると、線は遠くの節目に長くとどまる
最初の図と同じローソクで、Period for Highest/Lowest Bars だけを20にしています。
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期間20にすると性格が逆になります。上位足ラインは4時間足20本(1時間足80本ぶん)までさかのぼるため、図の①のようにかなり上の高値を指し、赤い帯が縦に広がりました。図の②の押し安値では、期間10なら線が移っていたのに、期間20では動きません。
使ってみた感覚では、5〜10は「目先の節目」、15〜20は「何度も意識されてきた節目」を探す設定です。デイトレードなら初期値の10を基準にして、線が落ち着かないと感じたら少しずつ増やすのがおすすめです。スイングトレードで長く意識される水準を見たいなら、15〜20を試す価値があります。極端に大きくすると、上位足ラインが価格からかなり離れて帯が画面を覆いやすくなるので、そのときはTransparency for Zonesも合わせて上げてください。
Higher Time Frameを手動で選ぶときの考え方
Autoでは、チャートの時間足より4〜15倍ほど長い上位足が選ばれます。もっと離れた上位足を見たいときは手動で選びます。たとえば1時間足で日足の節目を見たいなら「D」です。ただし前の注意ボックスのとおり、上位足1本が今の足の何本ぶんにあたるかと期間の組み合わせによっては、上位足ラインが更新されなくなります。1分足に日足を組み合わせるような極端な指定は避けたほうが無難です。
Extend Linesで、今の水準を過去の値動きと見比べる
Extend Lines をオンにすると、最新の4本の線が左端まで伸びる
最初の図と同じローソクで、Extend Lines だけをオンにしています。
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Extend Linesをオンにすると、一番新しい足の時点での4本の線が画面の左端まで伸びます。図の①は1時間足の抵抗ライン、図の②は4時間足の抵抗ラインです。支持ラインは2本が同じ値なので、図の③のように1本に重なって見えます。
延長線は過去の線を延ばしたものではなく、今の値を左に伸ばしただけのものです。新しい足が来るたびに描き直されるので、過去の足の上に引かれた線の位置も一緒に変わります。「今の節目が、過去の値動きでも止まっていた場所なのか」を確かめるための補助として使うのが丁度いいと思います。
目的別の設定例
| 使い方 | チャートの時間足 | Higher Time Frame | Period for Highest/Lowest Bars | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| スキャルピング | 1〜5分足 | Auto(15分足・1時間足) | 5〜10 | 線の入れ替わりが速い。帯に触れてすぐ入るより、反応を見てから入る |
| デイトレード | 15分〜1時間足 | Auto(1時間足・4時間足) | 10 | 初期値のまま使いやすい組み合わせ |
| スイングトレード | 4時間足〜日足 | Auto(日足・週足) | 10〜20 | 帯が広がりやすいので透明度を85〜90に |
RSIを足すと「下げ止まったか」の判断材料が増える
RSIを下に置くと、支持ラインで止まったかどうかを判断しやすい
Support Resistance MTF(初期設定)に、TradingView標準のRSI(14)を組み合わせた例です。
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「Support Resistance MTF」の支持ラインは、安値を更新するたびに下へ引き直されます。図の①のように、下げている最中は線も一緒に下がっていくので、線だけを見ていても「どこで止まるか」は分かりません。
そこで相性がいいのが、TradingView標準のRSIです。図の②のとおり、線が下がり続けている間はRSIが30を下回ったまま。図の③でRSIが30を上抜けてまもなく、支持ラインの切り下げが止まっています。「RSIが売られすぎから戻った」と「支持ラインが動かなくなった」が重なった所を反発の候補として見ると、帯だけで判断するより根拠が1つ増えます。
ほかにも、組み合わせとして次のようなものが考えられます。
- 出来高 帯を抜けた足で出来高が増えているかを見ると、本当に抜けたのか、ヒゲで試しただけなのかを判断しやすくなります。
- 移動平均線(200本など) 価格が長期の移動平均線より上なら緑の帯、下なら赤の帯を重視する、というように、どちらの帯を見るかを決める材料になります。
使ってみて感じた、頼れるところと気をつけたいところ
頼れるところ
- 今の時間足と上位足の節目を、時間足を切り替えずに1画面で確認できる
- 上位足を表示中の足から計算するので、確定した足の線や帯が後から描き変わらない
- 線が引かれる条件が単純で、なぜそこに線があるのかを自分で説明できる
- SourceとPeriodの2つで、近い節目向き・遠い節目向きに性格を変えられる
気をつけたいところ
- 表示されるのは最新の線だけで、割られた水準は残らない
- トレンド中は後ろ側の帯が縦に広がり、帯全体を節目として読みにくい
- 高値・安値を更新するたびに線が移るため、ブレイクの成否は判断してくれない
- 時間足と上位足の組み合わせによっては、上位足ラインが価格0の位置に残ることがある
リペイントはある? 形成中の足とアラートの扱い
確定した足に表示された線と帯は、あとから描き変わりません。上位足の値も、表示中の足から順番に積み上げて計算しているだけで、未来の足の情報は使っていません。過去チャートで見た帯の位置は、その当時リアルタイムで見えていた位置と同じです。
一方、形成中の足では話が別です。足が確定するまでの間に高値や安値を更新すれば、その場で線が移り、帯が消えたりまた現れたりします。ほかの多くのインジケーターと同じ動きですが、帯に触れたところですぐ飛びつくと、足の確定時には線が移っていた、ということが起こりえます。
Extend Linesをオンにしたときだけは、さきほど書いたとおり延長線が毎足描き直されます。過去の足の上に引かれた延長線は「その時点の線」ではない点に注意してください。
「Support Resistance MTF」には、あらかじめ用意されたアラート条件はありません。ただ、TradingViewではインジケーターのプロットを対象にアラートを作れるので、アラート作成画面で「価格がどの線を横切ったか」を条件に設定する使い方はできます。線には名前が付いていないため、どの線を選んだか確認しながら設定してください。
線が実際にどう動いていくかを確かめたいときは、バーリプレイで1本ずつ進めてみるのがおすすめです。さかのぼれる期間は、プランと時間足によって変わります(2026/10/12 現在)。
帯は「反応が起きやすい場所の候補」であって、売買のサインではありません。帯の中で反発することもあれば、そのまま抜けていくこともあります。エントリーの根拠はローソク足の形やほかのインジケーターと組み合わせて、損切りの位置も先に決めておくのが安全です。
節目探しの“下書き”として、まず1枚目のチャートに置きたい
「Support Resistance MTF」は、派手な機能があるタイプではありません。それでも、2つの時間足の高値と安値を毎回同じルールで拾い、間を帯にして見せてくれるので、水平線を引く前の下書きとしてとても使いやすいと感じました。
特に向いているのは、1時間足や4時間足でレンジの上限・下限を探すデイトレードやスイングトレードです。トレンドの最中は帯の片側だけを見る、ヒゲで割れたら線が移ったことを意識する、の2点さえ押さえれば、読み違えることはほとんどありません。まずは初期設定のまま表示して、線がどこで引き直されるかを何本か目で追ってみてください。慣れてきたらPeriod for Highest/Lowest BarsとSourceを触って、自分のトレードに合う節目の距離感を探してみるのがおすすめです。











